鉄道沿線地域活性に観光列車を 西鉄グループが本格導入

観光列車で地域活性化 福岡・西鉄グループが本格導入

西日本鉄道は17日、グループ事業戦略説明会の中で、約1カ月前に発表した新型観光列車導入についての現状を公表した。運行開始は2019年春の予定で、2017年度中に車両のイメージやネーミングが決定される。同社が本格的な観光列車を導入するのは今回が初めて。

新型観光列車は福岡県南部の天神大牟田線を走行し、食材や特産物、自然、文化など沿線地域資源の活用と生活文化体験による「地域」を感じられるサービスを提供する。「LOCAL to TRAIN ~街を繋いできたレールは人をつなぐ時代へ~」をコンセプトに、観光列車を通じた沿線地域の活性化・価値向上を目指す。西鉄の倉富純男社長は観光列車について「福岡都市圏の約260万人の方々に一度は乗ってもらいたい。福岡南部の良さを知ってもらうことで、インバウンドを含む観光客の増加、また沿線地域の居住人口の増加にもつながるのではないかと考えている」とコメント。

観光列車内では、天神大牟田線沿線の食材を生かした食事を提供予定。料金は今のところ未定だが、利用しやすい価格にする予定ということで、事業創造本部長の藤田浩展上席執行役員は「ちょっといいレストランに食事に行くぐらいのイメージ」と説明した。

全体プロデュースはJR東日本の「東北エモーション」や「走る美術館・現美新幹線」、“世界一美味しい朝食”で知られる「bills(ビルズ)」の運営などを手がけたトランジットジェネラルオフィスが担い、車両デザインはランドスケーププロダクツが担当する。なお、新型観光列車には既存車両(3両編成)を大幅に改造して使用する予定。

鉄道沿線地域活性に観光列車を 西鉄グループが本格導入
事業説明をする倉富社長

鉄道沿線地域活性に観光列車を 西鉄グループが本格導入
観光列車について説明する藤田上席執行役員

 
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