東京メトロ、銀座線01系車両1両を東大に譲渡

東京メトロ、銀座線01系車両を東大に譲渡

東京メトロ(東京都台東区)は15日、3月10日に最後の営業運転を終えた銀座線01系車両のうち、1両を東京大学に譲渡したと発表した。同大柏キャンパス内の生産技術研究所千葉実験所(千葉県柏市)へ、3月24日未明に中野車両基地から搬送され、今後は研究用車両として活用される予定。

千葉実験所は4月に千葉市稲毛区から柏キャンパスに移転。これに際し、同大が鉄道技術の発展を目的とした廃車車両の譲渡を依頼し、東京メトロは当該の車両を譲渡した。

千葉実験所は、大型設備や広いフィールドが必要となる研究など、駒場地区では難しい実験を行う施設。鉄道設備では全長約333mの試験線を持ち、直線、曲線、踏切、分岐器などがある。台車や車両の走行実験、外フランジ型車輪などの新構造車両の走行に関する研究が可能。

画像提供:東京メトロ

参考記事
東京メトロと東大、中高生対象に災害時の鉄道ワークショップ開催(2017/05/12)

 
Facebook Like!