専門職大学・短期大学とは?就職を見据えた新たな教育のかたち

専門職大学・短期大学とは? 就職を見据えた新たな教育のかたち

辻調理師専門学校(大阪市阿倍野区)を経営する辻調グループは12日、「専門職大学における意識調査」の結果を発表した。進路選択を控える現役高校生の3割が「専門職大学」への進学に興味を持っている一方、7割が「知らない」と回答、認知度の低さが明らかになった。

5月24日の参議院本会議で改正学校教育法が可決され、2019年4月から開設される見通しとなった「専門職大学・短期大学」。情報・IT、観光、農業など、各分野における優れた専門性や技術を備えた人材育成を目的とし、卒業単位において実習の割合を高めるほか、実務家教員を配置する。卒業者には大学・短期大学卒と同等の学位を授与する。1964年に短期大学が創設されて以来、新たな教育機関が加えられるのは55年ぶり。

辻調グループの今回の調査では、専門職大学・短期大学についての認知度を高校生100人に対し調査したところ、「詳しく知っている」が2.0%、「名前は聞いたことがある」が26.0%、「知らない」と回答したのは72.0%だった。また、これらが創設された場合進学してみたいかどうかの質問では、「進学してみたい」が37.0%、「進学してみたくない」が35.0%で、ほぼ同率の結果。進学先として人気だったのは、60%が希望すると回答した4年制大学だった。

一方、専門職大学・短期大学は依然として認知度が低いものの、「進学先を選ぶ際に重視することは?」という同調査での質問に対し、「将来就きたい仕事につながる」が83.3%と最多だった。

今後の周知次第では、学生のニーズを捉える高等教育機関として、進路の選択肢の一つとなるかもしれない。

(写真はイメージ)

 
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