絶滅種&絶滅危惧種ばかりの架空の動物園「絶滅動物園」 アジア発の優れたメディアデザインに

絶滅種集めたサイト「絶滅動物園」 アジア発の優秀デザインに選出

ブラザー工業は26日、自社内の環境サイトのコンテンツ「絶滅動物園×Brother Earth~私たちの知らない物語~」が、DAA(Design Awards. Asia)の6月度のDesign Of The Monthを受賞したと発表した。

「絶滅動物園」は、絶滅種および絶滅危惧種の動物たちを、架空の「絶滅動物園」というコンテンツとして紹介する佐々木シュウジ氏らのプロジェクト。2015年から「東山絶滅動物園」として絶滅危惧種の動物をテーマにした写真集を刊行したほか、動物園などでの講座を開催。ブラザーは、2016年12月からそのプロジェクトとウェブサイト上でコラボレーションした。

サイト上ではゾウ、トラ、ヒョウ、カバなど動物園の人気者たちを取り巻く状況が、STORY1からSTORY5まで紹介されている。工業化や戦争など人間の都合で棲家を追われた動物たちの物語、人間の趣味嗜好のために命を奪われる動物たちの物語など。

DAAはアジア人が見た、インターネット上で最高のアジア発デザインを表彰することを目的としている団体。毎月優れたコンテンツを表彰し、年間12作品の中からさらに年末に最優秀賞が選出される。

画像提供:ブラザー工業

 
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