トヨタとマツダが業務資本提携 米国に合弁会社設立へ

トヨタとマツダが業務資本提携 米国に合弁会社設立へ

トヨタ自動車とマツダは4日、業務資本提携に関する合意書を締結したと発表。米国に完成車生産の合弁会社を設立するため検討を進めている。合弁会社では折半出資で総額約16億ドル(約1760億円)を投資し、マツダが北米市場向けに新しく導入する車種と、トヨタのカローラを生産する方針。4000人規模を雇用する想定で、2021年の稼働を目指す。

業務提携ではこのほか、電気自動車(EV)の共同技術開発、コネクテッド技術の共同開発、先進安全分野における技術連携、商品補完の拡充を推進することに合意。また、両社の対等かつ独立性を維持するため資本提携にも合意した。両社は2015年5月13日に協力関係構築に向けた覚書を調印し協議を進めてきた。

小飼雅道マツダ社長は、「相互に刺激を与えながら人財やリーダーを育て、イノベーションをリードすることで、自動車業界の活性化やクルマファンの拡大に寄与したい」と述べた。

※1ドル=約110円で換算(6日時点)

画像提供:トヨタ自動車・マツダ

 
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