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「強いパスポート」ランキング ドイツを抜いてシンガポールが世界一に

カナダのグローバル金融関連会社アートン・キャピタルが発表した「パスポート・インデックス(世界の強いパスポートランキング)」で、シンガポールがトップに躍り出た。パラグアイが10月24日、シンガポール国籍の渡航者へのビザの要件を解除したことが要因。

同ランキングでは、ドイツが過去2年間1位の座を獲得しており、これまでのトップ10も欧州の国々が占めてきた。2017年の初めからトップの座をシンガポールとドイツで争うようになり、今回シンガポールが世界一となった。他のアジアの国では、トップ20の中に韓国、日本、マレーシアがランクインしている。

同社のシンガポールオフィス経営責任者ホン・フィリップ・メイ氏は、「アジアの国のパスポートが世界で最も強いパスポートとなるのは今回が初めて。シンガポールが排他的でない外交関係と効果的な対外政策をもっていることの証し」と述べた。

シンガポールが着実に順位を上げた一方で、米国のランクは下がっている。最近になってトルコと中央アフリカ共和国が米国のパスポート保持者に対してビザなし要件を取り消したため。

パスポート・インデックスは、その国籍のパスポートをもってビザなし、もしくは到着時にビザを取得することで渡航できる国の数に従って「ビザフリースコア」を算出し、ランク付けする。このランキングでは、違う国のパスポートとの「強さ」を比較でき、2つ目のパスポートとしてどこの国のものを取得するのがよいかが分かる。

10月末にモンテネグロで開かれたグローバル・シチズン・フォーラム(Global Citizen Forum)で、同社の創業者アーマンド・アートンは、「ビザなしでグローバルに移動できることは、今日の世界において重要な要素となっている。家族によりよい機会と安全を与えるために、より多くの人々が毎年10万ドル以上ものお金を投資しているのだ」と述べた。

強いパスポートランキング トップ10
(かっこ内はスコア)

1位(159)シンガポール
2位(158)ドイツ
3位(157)スウェーデン、韓国
4位(156)デンマーク、フィンランド、イタリア、フランス、スペイン、ノルウェー、日本、英国
5位(155)ルクセンブルク、スイス、オランダ、ベルギー、オーストリア、ポルトガル
6位(154)マレーシア、アイルランド、カナダ、米国
7位(153)オーストラリア、ギリシャ、ニュージーランド
8位(152)マルタ、チェコ、アイスランド
9位(150)ハンガリー
10位(149)スロベニア、スロバキア、ポーランド、リトアニア、ラトビア

(写真はイメージ)

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