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ローマ教皇 バチカン市内でたばこ販売禁止へ

ローマ教皇 バチカン市内でたばこ販売禁止へ

ローマ・カトリックの最高司祭であるローマ教皇フランシスコ1世は9日、2018年の年初からバチカン市内でのたばこ販売を禁止すると発表した。バチカン放送局が伝えた。

バチカン市内では、教皇庁職員および元職員がたばこを免税価格で購入することが可能だったが、フランシスコ教皇はこのたび「人々の健康を明らかに害する活動に寄与することはできない」として販売禁止に踏み切った。バチカン市内でのタバコ販売が撤廃されるのは2018年年初からとなる見込み。世界保健機関(WHO)によると、世界で毎年700万人以上が喫煙により命を落としている。たばこはローマ教皇庁の収入源のひとつとなっていたが、フランシスコ教皇は「人々の生活を害するものが利益として正当化されてはいけない」と述べた。

一方、日本における喫煙者の割合は、日本たばこ産業(JT)の「2017年全国たばこ喫煙者率調査」によると男女合計で18.2%。現在約1900万人が喫煙人口と推計され、厚労省の推計によると年間で1万5000人が受動喫煙による発がんで死亡しているという。2010年のたばこ税・価格の値上げや、地域単位で受動喫煙防止に向けての動きはあるものの、2005年に発行されたWHO「たばこ規制枠組み条約」において求められている内容からはまだ隔たりがある。

画像提供:バチカンHP Vatican city state

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