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2018年冬季オリンピックまで、あと70日! 韓国ソウル市内の様子

2018年平昌オリンピックまで、あと70日! 韓国ソウル市内の様子

スポーツの祭典、第23回冬季オリンピック、平昌ピョンチャン冬季五輪の開幕まで、今日で残すところあと70日となった。

平昌は首都ソウルから車で3時間ほどの場所に位置する都市だ。来年2月9日~25日まで17日間に渡って開催される今大会では、15種目102個の細部種目が行われ、冬季オリンピック史上初、金メダルの数が100個を超える大会となるという。今回のオリンピックでは、スノーボード ビッグエア(男・女)、マススタート(男・女)、カーリング混合ダブルス、アルペンスキー混合団体など6個の細部種目が新たに追加され、歴代大会で最も多くの女性、混合種目協議が行われる。

1988年のソウルオリンピック開催後30年の時を経て、再びスポーツの祝祭であり平和の祭典であるオリンピックを迎えるようになった韓国。11月末、ソウル市内を訪れると五輪に向けて準備が進んでいる様子が伺えた。

韓国の空の窓口、仁川空港に降り立つと、平昌五輪マスコットの白虎をモチーフとした「スホラン」とツキノワグマをモチーフにした「バンダビ」が出迎えてくれる。

2018年冬季オリンピックまで、あと70日! 韓国ソウル市内の様子

白虎の「スホラン」という名前は、「スホ」がオリンピックの丈夫なマスコットとして選手と参加者そして観衆を保護するという意味、「ラン」が虎と江原道旌善かんうぉんどちょんそんアリランを象徴するという。ツキノワグマの「バンダビ」は 「バンダ」は半月を、「ビ」が大会を意味するとのこと。虎と熊は共に、韓国の建国神話に由来するもの。神の息子が人間の男性に姿を変え、地上で人間に化身した熊と結婚し、子をもうけたのが国の始まりだという神話があるそうだ。

また、ソウル市内のロッテデパートでは、店内のクリスマスツリーの装飾もスホランとバンダビで飾り付けられており、五輪への盛り上がりを見せていた。

2018年冬季オリンピックまで、あと70日! 韓国ソウル市内の様子

(冒頭の写真は、公式ホームページより「空から見た平昌五輪会場」)