豊田通商 VPP事業の推進を図り、米国ベンチャーへ出資

VPP技術推進へ 豊田通商、米ベンチャーに出資

豊田通商は15日、電力事業を展開している米国のベンチャー企業ヌービーに出資すると発表した。ヌービーは電気自動車(EV)に搭載する蓄電池から電気を放充電するV2G(Vehicle to Grid)システムの開発に力を入れている。

V2Gシステムは、EVを使用していない時間帯に、その蓄電池を活用して対価を生み出すことができる技術。EV使用時間以外に蓄電池を活用できることで、EVの購入費用や維持費の負担軽減につながるという。

近年、家庭や工場など遠隔に点在する蓄電池や再生可能エネルギーをネットワークでつなぎ、1つの発電所のように機能させるVPP(バーチャルパワープラント・仮想発電所)技術に注目が集まっている。VPPは発電所を新設することなく電力需給を調整しようとすることから、複数の国で活用が検討されており、日本では経済産業省が事業化支援をしている。

ヌービーは米国でV2G技術に関する特許を取得、デンマークでV2G商業運転に成功するなどの実績を持つ。複数台のEVでVPPシステムを構築できるといい、実績のあるヌービーへ出資することで、VPP事業の構築、推進を図るとしている。

(写真はイメージ)

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