7月マンション新規販売戸数、首都圏と関西で明暗

不動産経済研究所(東京都新宿区)が18日に発表したマンション市場動向調査で、首都圏のマンションの新規発売戸数が前年同月比13.3%増となり7カ月ぶりに増加したことがわかった。一方、関西では37.6%減となり3カ月ぶりの減少となった。

1戸当たりの平均価格は首都圏で5953万円(前年同月比7.6%増)、関西で3578万円(同1.1%減)であり、首都圏と関西で明暗が分かれた形。

平均価格は、首都圏は東京都23区と神奈川県で上昇。一方、東京都の市部と埼玉県と千葉県、関西は大阪市ですべて下落となり、都心部集中の傾向が顕著となっている。

(写真はイメージ)