世界最大級の花が開花目前 神代植物公園9月7日臨時開園

東京都公園協会は4日、世界最大級の花を咲かせる植物として知られるショクダイオオコンニャクが開花間近のため、神代植物公園(東京都調布市)を7日に臨時開園すると発表した。

今回開花する個体は2011年に咲いて以来、3年10カ月ぶり2度目の開花となる。同園は開花間近ということで8月31日にも臨時開園したが、4日現在まだ開花には至っていない。同園では、開花状況によって開園時間等の変更が生じる場合にはホームページや公式Twitterにて知らせるとしている。

ショクダイオオコンニャクは、インドネシア・スマトラ島原産のサトイモ科コンニャク属の植物。別名スマトラオオコンニャク。花は大きいものでは高さ3mを超えるという。その名のとおり燭台のような花を数年に一度開花させ、花は開花後、数日しかもたない。開花時には肉が腐ったような強烈な悪臭を放つことから「死体花」、またその大きさから「お化け花」と呼ばれることもある。

神代植物公園ホームページ