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18歳の若者に4カ国鉄道の旅をプレゼント EUがスポンサーに

18歳の若者に4カ国鉄道の旅をプレゼント EUがスポンサーに

欧州連合(EU)がスポンサーとなり、欧州4カ国を1カ月間鉄道で旅することができる「ディスカバーEU」が12日にスタートした。対象は、EU域内の18歳の若者。12日付のドイツ公共放送ARDが伝えた。

同プロジェクト「ディスカバーEU」の応募資格はEU加盟国28カ国のどれかの国籍を持つ若者で、7月1日時点で18歳であること。6月12日~26日までの応募期間中に特設ポータルサイトでEUに関するクイズに答えると、正答者の中から抽選で合計1万5000人が選ばれ、当選者は今年の7~9月の間の1カ月間、EU内の4カ国を無料で鉄道旅行することができる。上記の応募資格を満たしていれば、グループでの応募も可能。

このアイデアは、ベルリン在住の作家で活動家のマルティン・シュペールさんとロベルト・メナッセさんが提唱したもの。2人は実際に2014年に6週間かけて欧州14カ国をスウェーデンからスペインまで鉄道で旅行した。その経験から、実際にEU域内を旅して、そこに住む人々と交流し、生きたEUを体験することの大切さを実感し、同キャンペーンのアイデアを思いついたという。その後、メディアへの投稿やSNSでの発信、欧州議会議員との直接の交渉などを通して働きかけ、公式プロジェクトとして実現させた。

欧州議会で保守党会派院内総務を務めるマンフレート・ヴェーバー議員は「EUは、単に紙の上での組織ではなく、血の通った共同体であるべき。若者たちが欧州はひとつだと実感し、友情をはぐくむ機会としてほしい」と述べている。