夏休み旅行の理想と現実に関する調査」 理想は1〜2週間

夏休み旅行の理想と現実に関する調査」 理想は1〜2週間

国内外の航空券・ホテルなどの比較検索サービスを提供するスカイスキャナージャパンが21日、「夏休み旅行の理想と現実に関する調査」の結果を発表した。理想の夏休みの日数は1~2週間を希望する人が6割を超えているが、現実は5日間が約3割、1~6日が6割以上となり、理想と現実での開きは大きいようだ。

同調査では、平均的なボーナス支給額である37万円(※)と1週間の休みを自由に使えると仮定し、その「理想の夏休み」が過ごせるとしたらどんな旅行がしたいかと、またそれに対して現実の夏休み旅行の実態についてアンケート調査したもの。調査対象は今年、ボーナスまたは一時支給金を受け取る予定があり、過去3年以内に仕事以外で旅行に行ったことのある20~50代の男女1000名。内訳は男性587名、女性413名/20代250名、30代250名、40代250名、50代250名。

夏休みの理想の日数についての質問では「1~2週間未満」が34.3%、「7日」が29.5%で、合わせて6割以上だった。一方、現実の日数は「5日」が28.4%と最多で、次いで「3日」が14.5%。理想の「1週間以上」に届かない1~6日と答えた人が合計で61.3%に上ったが、「なし」も1割弱あった。

理想の時期についての質問では、「8月前半」が22.9%と最多であるものの、「7月後半」から「9月」までで分散していた。一方現実では、過半数以上が「お盆」に集中していることから、同社は「タイミングの多様化が求められているとみられる」とした。また、理想の時期を選んだ理由では、旅行費用の安さなどより「仕事、同僚、会社などの都合」が上位になり、理想の夏休みであっても仕事の都合を考慮する人が多くみられた。

また、自由になるお金37万円と自由になる時間1週間があった場合、旅行以外の過ごし方を希望する人の中では、最も多かったのはそのお金を「貯金」に充てるが48.0%だった。

※出典:みずほ総合研究所「2018年夏季ボーナス予測」(2018年4月発表)。
2018年夏季の民間企業の1人あたりの平均ボーナス支給額は、前年比+2.0%の37万3725円。

(写真はイメージ)