化粧品ブランドLUSH イヌワシの保全への取り組み

化粧品ブランドLUSH イヌワシの保全への取り組み

英国発の化粧品ブランドラッシュ(LUSH)の日本法人ラッシュジャパンは、店舗の什器じゅうきの一部にイヌワシの餌場を作るために切り出された間伐材の利用を始めた。宮城県南三陸町でのイヌワシの保全と林業の両立を目指した取り組みに、原材料調達という形で協力する。

イヌワシは国の天然記念物で、現在推定されている個体数は約500~650羽。数の減少の理由の一つに、森林や草原の手入れ不足による狩場の減少が指摘されている。長期のモニタリング調査から、成熟した人工林の伐採とその地域本来の自然の森の復元が、イヌワシの生息環境の回復につながることが明らかになっていた。日本自然保護協会が宮城県南三陸町で進めているイヌワシの保全活動の中で計画的に間伐・皆伐された木材を、ラッシュは「サイコロボックス」と呼ばれる什器の材料に活用している。

現在、南三陸の木材を用いた什器が使われているのは、ラッシュ心斎橋店と神戸三宮店の2店舗。ラッシュジャパンは今後、全国の店舗への拡大を検討しているという。

画像提供:日本自然保護協会

関連記事一覧