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ドイツで女性参政権導入から100周年

ドイツで女性参政権導入から100周年

12日、ドイツで女性参政権が認められてから100周年目を迎え、ベルリンではこれを祝う記念式典が開かれた。ドイツ公共放送のARDが伝えた。

100年前の1918年11月12日は、第1次世界大戦が終結した翌日に当たる。この日、ドイツ帝国に代わる革命政府が新たなドイツの法律を発表、そこに女性参政権も含まれていた。初めて女性参政権が行使されたのは1919年1月19日で、この時の女性の投票率は82%だったという。

ベルリンの記念式典ではメルケル首相が議会における女性比率強化を訴え、「民主主義における本質的な問題だ」と指摘。ドイツ連邦議会における女性の比率は現在30.9%で、昨年の選挙前の36.5%から大きく後退しており、「我々はこの現状に満足してはいない」と強調した。

(写真はイメージ)
 

参考記事
英国、女性参政権導入から100周年(2018/06/11)