英国、女性参政権導入から100周年

英国、女性参政権導入から100周年

英国で女性参政権が導入されてから100周年目の記念日にあたる6月10日、英国内各地の市街でこれを祝うパレードが行われた。ドイツ第2公共放送のZDFなどが伝えた。

英国では、女性に財産所有権がなかった19世紀半ばから女性参政権を求める運動が活性化。さらに、未曽有の戦死者を出した第1次世界大戦中、戦地に赴いていた男性に代わり多くの女性が様々な社会分野に進出し、女性参政権実現の流れを作った。ただし1918年時点では、21歳以上の英国人男性に選挙権が与えられていたのに対し、女性の場合は30歳以上の有資産階級にのみ選挙権が認められるという制限選挙権だった。すべての女性に男性同様の参政権が認められたのは、10年後の1928年。

ちなみに、欧州で最も早くに女性参政権が認められたのはフィンランドで1906年。これにノルウェー(1913年)、デンマーク(1915年)、アイスランド(1915年)が続いており、エストニアが1917年となっている。第1次世界大戦が終結した1918年には英国以外でもラトビア、ドイツ、オーストリア、ポーランド、ルクセンブルクと多くの欧州諸国が女性参政権を導入した。日本では、第2次世界大戦後の1945年に女性参政権導入が実現している。

(写真はイメージ)