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高齢者が暮らしやすい国 1位はスイス、日本は8位

世界の高齢者の生活改善を支援するヘルプエイジ・インターナショナル(HelpAge International)は9日、世界各国における高齢者の暮らしやすさを示すランキング「グローバル・エイジウォッチ・インデックス(The Global AgeWatch Index)」を発表した。1位はスイスだった。日本は8位となり、昨年の9位から順位を上げた。

トップ10は1位から順に、スイス、ノルウェー、スウェーデン、ドイツ、カナダ、オランダ、アイスランド、日本、米国、英国と、日本以外はヨーロッパと北米諸国が占めた。

評価基準は4部門で、日本は平均寿命などからなる「健康状態」部門で世界1位となった。「能力(雇用と教育)」、「社会的権利と環境(社会的つながり、自由度)」2部門とも7位と好成績だったが、「収入の安定性(年金、高齢者貧困率、福祉など)」部門は33位となり、他の上位国に後れを取った。日本はまた高齢者の割合が32.8%と世界最大となったことも特徴だった。

貧困国においては高齢者の生活に関するデータがないことや、上位国と下位国の差が広がったことが懸念されている。

(写真はイメージ)