羽田空港内で自動運転バスの実証実験開始

羽田空港内で自動運転バスの実証実験開始

ソフトバンク子会社のSBドライブ、全日本空輸(ANA)、日本電気(NEC)、先進モビリティなど6社は10日、羽田空港の制限区域内で自動運転バスの実証実験を実施すると発表した。期間は15日から25日まで。

SBドライブとANAは2018年2月に羽田空港新整備場地区で自動運転バスの実証実験を実施し、車両走行制御技術や遠隔運行管理システムの検証などを行った。今回の実証実験では次の段階として空港特有の環境下での自動運転バスの走行に必要な環境整備などを検証するほか、2020年以降の実用化に向けた課題の抽出を行う。

実験用の車両は市販の小型バス「日野ポンチョ」をベースに、先進モビリティが改造したものを使用。羽田空港の第2ターミナル本館とサテライト間を、自動運転レベル3(システムが限定領域内で全ての運転タスクを実施)で往復する。今回の実験では乗客の輸送は行わない。GPSの電波を取得できないエリアの走行ルートには、近距離無線(RF)タグ付きの次世代磁気マーカーを埋設し、車両底部のセンサーで検知して車両位置を自動調整できるようにした。

この実証実験は、国土交通省が全国4つの空港で実施する空港制限区域内における乗客・乗員などの輸送を想定した、国内初の自動走行実証実験の一環として実施される。

画像提供:SBドライブ
 

参考記事
空港での自動運転バス導入へ ANA・ソフトバンク羽田空港で実験開始(2018/03/03)