バター追加輸入は見送り 生産量増加見込み

農林水産省は、2015年度の生乳・バター生産量が増加する見込みだと発表した。国内でのバター供給量不足が心配されていたが、これを受けて9月時点ではバターの追加輸入を行なわないことを決定した。

生乳の見込み生産量は、前年度の733万1000トンから0.8%増の738万8000トン、バターの見込み生産量は、前年度の6万1700トンから7%増の6万5900トン。それに伴い雪印メグミルクなどの主要乳業メーカー4社のバター供給量の合計は、前年度に比べ108%に引き上げる計画となっている。

2016年度も今年度同様1月、5月、9月に輸入の判断を行なう予定だ。

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