社名よりも有名?! 企業ロゴマークの認知度を調査

日経リサーチ(東京都千代田区)は9月25日、企業のブランド力などを調査する「ブランド戦略サーベイ」の中で、352企業のロゴマークについて、その価値を評価する調査の結果を発表した。同調査は今年初めて行ったものである。ガリバー、パイロット、月桂冠、BMWなどで、高い評価が出た。

ロゴの評価は、ロゴを見たことがあるか、その企業のロゴであることを知っていたか、企業ロゴが好きか、信頼できるか、ロゴを見て企業の製品やサービスをさらに購入・利用してみたいと思うか、ロゴを見て思い浮かぶものは何か、という6項目の質問で行われた。

「ブランド戦略サーベイ」の中には企業そのものの「認知度」の項目がある。これとロゴの認知度を比較したとき、ガリバーインターナショナル、パイロットコーポレーション、住友電気工業、京セラドキュメントソリューションズの4社では、ロゴ認知度が企業認知度を10ポイント以上上回っており、社名以上にロゴマークが浸透していることがわかった。

また「ブランド戦略サーベイ」の中の「企業愛着度」とロゴの好感度を比較したとき、ロゴ好感度が大きく上回ったのは1位から順に月桂冠、BMW、エステー、メルセデス・ベンツ日本、キーコーヒーで、この5社は30ポイント以上上回っていた。消費者を企業に近づける吸引力を持っているといえる。

「ブランド戦略サーベイ」は、消費者とビジネスパーソンそれぞれの視点から、主要企業570社について、「愛着度」、「自分必要度」、「ブランドプレミアム・価格プレミアム」、「独自性」、「推奨意向」の項目に基づいて算出した、「企業ブランド知覚指数(PQ)」によって評価したもので、2003年から毎年行われている。ロゴマークの調査は、その中で許可を得られた企業について調査したものである。

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