トヨタが東京2020オリパラ大会専用モビリティを開発

トヨタが東京2020オリパラ大会専用モビリティを開発

トヨタ自動車は18日、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会をサポートする専用モビリティ「APM(Accessible People Mover)」の開発を発表した。

「APM」は大会関係者や選手のほか、高齢者や身体の不自由な人、妊婦、乳幼児を連れた人など配慮が必要な来場者に対して、競技会場に到着するためのラストワンマイルの交通手段となるソリューションを提供。オリンピック・パラリンピックの競技会場までの移動をより快適にすることを目的として、同社が開発した短距離・低速型EVだ。

基本モデルは3列シートで、1列目が運転席、2列目が3人掛け、3列目が2人掛けの計6人定員。車いす利用時には、2列目の折り畳みが可能だ。乗客席は、両側からのアクセスが可能で、両サイドの乗り降り補助バーを設置。車いす用のスロープや車いす固定用のベルトも搭載しており、車いす利用者を想定した、乗り降りのしやすさを考慮に入れているという。

また、一部車両は夏季の大会における会場内の救護活動にも利用予定。基本モデルをベースにしつつ、2列目、3列目の半面にストレッチャー(移動用の車輪付き簡易ベッド)がそのまま搭載できる仕様に。また、救護が必要な人をより安定した状態で搬送できるよう、ストレッチャーの固定台を搭載し、ストレッチャーの横には救護スタッフ2人分の座席も確保している。

大会期間中は、約200台の「APM」が競技会場、選手村など、広大な会場敷地内を走行しながら、来場者や大会関係者の移動をサポートするという。

画像提供:トヨタ自動車

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