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【ノーベル賞2019】ノーベル経済学賞に開発経済学の3氏受賞

【ノーベル賞2019】吉野彰氏らがノーベル化学賞受賞 リチウムイオン電池の開発に貢献

スウェーデン王立科学アカデミーは9日、2019年のノーベル化学賞を、リチウムイオン電池の開発に貢献した旭化成名誉フェローの吉野彰氏、米テキサス大のジョン・グッドイナフ教授、米ニューヨーク大のスタンリー・ウィッティンガム卓越教授の3氏に授与すると発表した。

日本人のノーベル賞受賞は、2018年に医学生理学賞を受賞した本庶佑ほんじょたすく京都大学特別教授以来で、米国籍の2人を含めて27人目となる。

吉野氏は京都大学大学院を卒業して1972年に旭化成に入社。負極にカーボン、正極にLiCoO2(コバルト酸リチウム)を使用することにより、現在のリチウムイオン電池の原型となる二次電池を世界で初めて考案・製作した。さらに、正極の集電体にアルミニウム(Al)を使用するというリチウムイオン電池の基本技術開発し、実用化のために必要な電極化技術、電池化技術、周辺技術開発を行った。

リチウムイオン電池は、現在の携帯電話やノートパソコンなどIT機器の世界的な普及に大きく貢献したとともに、今後も電気自動車など新規市場への更なる広がりが期待されている。

(写真はイメージ)