糖分に関するアンケート 半数以上が「太る」「生活習慣病に」

インターネット調査会社のマイボイスコム(東京都千代田区)は14日、砂糖・糖分に関するアンケート調査の結果を発表した。糖分に対する考え方として「とりすぎると太る」「とりすぎると生活習慣病になりやすい」と答えた人が5~6割で、上位2位となった。また、「ヨーグルト」「ケーキ」「アイスクリーム類」「コーヒー飲料」「炭酸飲料」「紅茶飲料」などで甘さ控えめの商品を選ぶことが多いことが分かった。

砂糖・糖分に関する考え方については、「糖分をとりすぎると太る」が60.8%、「糖分をとりすぎると生活習慣病になりやすい」が52.5%と最も多くなった。その他、「糖分は脳の働きに必要」、「糖分は疲労回復に役立つ」「糖分をとりすぎると虫歯になりやすい」などがあった。「人工甘味料は体によくない」は昨年から6ポイント増えて27.6%となった。

甘さ控えめの商品を選ぶことが多い食べ物に関する質問では、「ヨーグルト」(33.5%)、「ケーキ」(18.6%)、「アイスクリーム類」(10.3%)が多くなり、飲み物については「コーヒー飲料」(61.6%)、「炭酸飲料」(26.6%)、「紅茶飲料」(21.0%)が多くなった。甘さ控えめの商品を選ぶ理由は「健康維持、病気予防のため」(60.8%)、「太らないようにする・ダイエットのため」(54.2%)が多くなり、「甘さ控えめの商品の方がおいしい」(24.6%)、「糖尿病などの病気のため」(23.2%)が続いた。

甘いものが好きな人は8割弱だが、ここ5年間の砂糖・糖分摂取量は「増えた」が10.8%、「減った」が20.2%、「変わらない」が67.6%となった。

同調査はインターネットにより行い、1万752件の回答を得た。

(写真はイメージ)