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メロウが「SHOP STOP」構想を発表 ショップ・モビリティで個性豊かなまちを

フードトラックプラットフォーム「TLUNCH(トランチ)」を展開するMellow(メロウ)は19日、異業種連携による様々なサービスのモビリティ化を展開し、次世代移動型店舗としてのショップ・モビリティを新たな街の価値とするための社会実装を推進する「SHOP STOP」構想を発表した。

同社が展開するフードトラックプラットフォーム「TLUNCH」は、ビルの空きスペースとフードトラックをマッチングするサービス。現在、首都圏・関西・福岡エリア240ヶ所で実施しており、提携するフードトラック約850店の本格的な料理を気軽に楽しめるランチスペースを街中に創造してきた。また今回のコロナ禍においては、在宅勤務増加に対応したマンション向けフードトラック配車プラン「おうちでTLUNCH」のサービスを開始した。さらに、飲食店向けの無料フードトラック開業・経営相談も始めており、飲食店支援を本格化している。

今回、MaaS(Mobility as a service)普及社会、スマートシティ時代を見据え、フードトラックに限らない各事業者との協働により、物販をはじめとした多様なサービス事業の移動型店舗ショップ・モビリティ化を推進する「SHOP STOP」構想を発表した。「SHOP STOP」構想では、これまで同社が開発したランチスペースをショップ・モビリティの「停留所」とするという。「なんでもない場所を、うれしい場所へ」をコンセプトに、街づくりの新たな価値提供を目指すとしている。

今後は全国のフードトラックランチスペース「TLUNCH」を6月以降、順次「SHOP STOP」へとアップデートする予定だ。また、ショップ・モビリティとユーザーの接点となる専用アプリは6月末にTLUNCHアプリからSHOP STOPアプリに全面切り替えするという。SHOP STOPアプリでは、「停留所」に配車される店舗の情報が確認でき、QRコード決済も可能になるという。

画像提供:Mellow