米株式週報 NYダウ上昇 1万7000円台後半に

10月19日~23日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価(30種)は前週終値1万7215.97ドルから430.73ドル高の1万7646.70ドルとなった。テクノロジー銘柄の四半期決算が好調だったことなど、米国の底堅さが見える週だった。

19~21日は、原油まわりの相場下落で市場価格を押し下げたものの、四半期決算と業績見通しの引上げを発表した航空機のボーイングが下支えするなど売り買いが交錯、大きな値動きなく推移した。

22日は一転、欧州中央銀行が12月にも追加金融緩和に踏み切る可能性を示唆したことで、大企業銘柄を中心に幅広く買い注文があつまった。マクドナルドなどの四半期決算内容が良かったことも相まって、1日で320ドル超の値上がりを記録した。

23日も値上がり傾向は続き、四半期決算が好調だったマイクロソフトやアマゾン、グーグル持株会社のアルファベット、フェイスブックも買い注文が集まった。この日も157ドル超の値上がりを記録し、1万7000円台後半での着地となった。

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