大型トラックに自動運転レベル2を搭載 三菱ふそうとダイムラーが共同開発

UDトラックスが22年下半期にレベル4自動運転トラックの実証実験

トラック・バスなどの大型車メーカーのUDトラックスは、神戸製鋼の加古川製鉄所内においてレベル4自動運転搭載の大型トラックを用いた自動運搬技術の実証実験を行うと発表した。

流通業でのドライバー不足が顕著であり、その影響は製造現場での持続可能性にまで影響を与えているという。特に製鉄所の高炉操業は、輸送など関連する業務を含め24時間365日の稼働を前提としているため、ドライバー不足が深刻化すると操業への影響も懸念される。

UDトラックスは2018年、完全自動運転車と大型フル電動トラックを2030年までに量産化するというロードマップを発表。2019年にはレベル4自動運転技術を活用した自動運転トラックの実証実験を北海道で行った。自動運転レベル4は特定条件下における完全自動運転で、緊急時の対応も自動運転システムに操作を委ね、緊急時はドライバーが操作するレベル3とは大きく異なる。

一方、神戸製鋼はデジタル技術を活用して物流を含むプロセス制御の自動化・効率化を推進してきた。

実証実験は2022年下半期に神戸製鋼の加古川製鉄所内のスラグ(高炉による製鉄の過程で分離した鉱滓)運搬コースの一部のルートにおいて行う予定。UDトラックスが製造する大型トラック「クオン」をベースとしたレベル4限定領域自動運転対応車両1台を使用して、自動運転の走行実験を行う。

両者は実証実験の成果に基づいて、自動運転技術を活用したソリューションの創出と実用化の検討を進めていくとのこと。

(写真はイメージ)

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