2015年上半期の経常収支8兆6938億円の黒字

財務省が10日に発表した2015年上半期(4~9月)の国際収支状況(速報)によると、外国との経済取引の勘定を表す経常収支は8兆6938億円の黒字だった。前年同期比で6兆6930億円の増加。

輸出と輸入の差し引きである貿易収支は4197億円の赤字となったが、前年同期比では原油安による輸入額減少のため、4兆369億円増となり赤字幅を大きく縮小した。

輸送、旅行、金融、知的財産権等使用料で構成するサービス収支は7976億円の赤字となったが、訪日外国人が過去最高を記録するなど好調だった旅行収支が1996年以降で過去最高となり、サービス収支全体では前年同期比1兆49億円増となった。

企業の直接投資や証券投資などで構成される第一次所得収支は、企業の収支が改善したことなどから前年同期比1兆6605億円黒字幅を伸ばし10兆8342億円となった。こちらは1985年以降で過去最大の黒字となった。

(写真はイメージ)

関連記事一覧