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日中韓外相会議開催、3カ国協力進展

 3月21日、日本、中国、韓国3カ国の外相会議がソウルで約3年ぶりに開催された。3カ国協力が過去2年間で進展したことを確認し、協力関係を今後強化させることなどに関して詳細に議論した。
 岸田文雄外務大臣、尹炳世(ユン・ビョンセ)韓国外交部長官、王毅(オウ・キ)中国外交部長官らが出席した。
 近年の北東アジアにおける流動的な情勢にもかかわらず、環境、文化、公衆衛生、災害管理などの分野で3カ国間閣僚会合が開催されたことを歓迎し、また貿易、投資、経済関係の制度化が積極的に追及されていることを確認した。これらの協力事業を一層促進させることと、核セキュリティー、青少年交流等の諸分野での協力の拡大、ならびにテロ対策協議の再開等を決定した。
 また、朝鮮半島の非核化、東アジア協力、およびウクライナ情勢・中東情勢といった地域・国際情勢について、意見を交換した。
 今次会議での成果を基に、早期の日中韓サミット開催に向けて努力していくことを決定した。