首都圏の10月マンション新規販売戸数 2カ月連続で前年割れ

不動産経済研究所(東京都新宿区)は17日、10月度マンション市場動向調査を発表。首都圏のマンションの新規販売個数は前年同月比6.5%減(2921戸)となり、9月に続き2カ月連続で減少した。また関西では同14.3%減(1223戸)となり、こちらは4カ月連続で前年同月を下回った。

1戸当たりの平均価格は首都圏で同17.6%増の5364万円、関西で同3.6%減の3459万円と、首都圏の価格の上昇ぶりが顕著となった。なお、1平米あたりの単価は首都圏で同19.0%増の75.9万円、関西は同2.9%増の53.9万円。

地域別平均価格は、東京都23区内が同28.8%増の6877万円、市部が同1.1%増の4576万円、神奈川県が同29.1%増の5070万円、埼玉県が同8.3%増の 3854万円、千葉県が同14.8%減の3281万円。東京都の市部と神奈川県が大幅増となっている。

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