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ベトナム大都市の若者生活調査 スマホ所有率は85%

ベトナム消費者情報を日本の企業向けに提供するサービス「Q&Me」を運営するアジアプラス(Asia Plus、東京都世田谷区)は、ベトナムの2大都市ホーチミン市とハノイ市に住む20代のベトナム人会社員(独身男女500人)を対象に、生活や好きなものなどに関する調査を行い、24日に結果を発表した。スマートフォン所有率が85%で、1日のインターネット接続時間は平均4.7時間であることなどが分かった。

デジタルデバイスの所有率は、スマホが85%、ノートパソコンが66%、デスクトップパソコンが40%、タブレットが30%、テレビが79%となった。ネット利用のうち、フェイスブックの利用時間が1日平均2.5時間と多かった。

住まいについては、53%が親や親戚と同居、38%が兄弟などとルームシェア、15%が一人暮らし。平均家賃は約6000円だった。

仕事に満足しているのは全体の31%で、特に場所・給与・休暇・会社の雰囲気に対して満足している人が多かった。逆に不満な点も、給与と答えた人が最も多かった。15%が定期的の副業を持ち、71%が親元に仕送りをしていることが分かった。

訪問したい国は日本が最も人気で、ヨーロッパ、韓国が続いた。好きな食べ物は、1位がベトナム料理、2位が韓国料理、3位が日本料理だった。

なお、同社が2月に行った調査によると、ベトナムの大学生のスマホ所有率は65%、1日平均ネット利用時間は5.1時間、フェイスブック利用は2.6時間だった。

参考記事
ベトナム人大学生の65%がスマホ所有、メッセージングはFacebookが90%を占める

(写真はイメージ)