「チョコを食べて健康に!」チョコレートに血圧低下効果

 愛知県蒲郡市と愛知県学院大学、明治が取り組んだ産学官共同実証研究において、チョコレートの摂取によって生活習慣病の予防・改善効果があることが報告された。高血圧の人ほど大きく血圧が低下するという結果が出たという。
 血管が詰まって細くなると血圧は上昇するが、チョコレートに含まれるカカオポリフェノールが持つ血管を広げる作用によって血圧上昇が抑えられる。更には、カカオポリフェノールが持つ抗酸化作用により、悪玉コレステロールが酸化することも抑制され、結果として血管に老廃物が溜まりにくくなり、動脈硬化が予防されるという。血管年齢を若く保つことでアンチエイジング効果も期待される。
 推奨される摂取量は「1日25g」程度。通常販売されている多くの板チョコは平均55gくらいなので、毎日半分程度を食べることが健康によいとされている