コンピュータ囲碁世界大会で日本の「Zen」が優勝、プロ棋士と対戦へ

電気通信大学(UEC)「エンターテイメントと認知科学研究ステーション」主催によるコンピュータ囲碁大会が19日、20日と開催された。世界から過去最多の31チームが参加する中で、決勝戦では、初参加となるフェイスブックの「darkforest(ダークフォレスト)」を破り、日本チームの開発した「Zen(ゼン)」が2年ぶり3回目の優勝をした。

この大会で優秀な成績を出したソフトは23日に電聖戦に進出し、日本棋院のプロ棋士と対戦することが決まっている。なお、今大会には先日、世界のトップ棋士を4勝1敗で破ったGoogleの「AlphaGo(アルファ碁)」は参加していない。

Zenは、ドワンゴが発表した世界トップレベルの囲碁ソフトを開発する「DeepZenGo(ディープゼンゴ)プロジェクト」のベースとして使われることが決まっている。

 
参考記事:
Googleの囲碁ソフトAlphaGo、トップ棋士に4勝1敗で勝利
最強囲碁ソフトを開発へ DeepZenGo(ディープゼンゴ)プロジェクト発足

 
(写真はイメージ)

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