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路地裏散策で懐かしさを感じる 太閤ゆかりの温泉地 有馬温泉

5月の連休に兵庫県にある有馬温泉を訪れた。有馬温泉は元々全国でも有数の温泉地だったが、客足が減り、一時は危機的な状況に陥った。しかし、その事態に地元の有志が船頭となって地域ぐるみで町おこしに取り組んだことで、観光客数はV字回復を遂げた。近年、地域再生のモデルとしても有名な街だ。

有馬温泉の魅力の1つは路地裏散策。街のいたるところに立てられた案内地図を頼りに、初めて訪れた人でも迷うことなく温泉街のそぞろ歩きを楽しむことができる。この日も、小雨の降る中、傘を片手に多くの観光客が細い裏道をすれ違っていた。

街中に立てられている看板の中でも、ひときわ目を引くのが、人の顔写真が入った謎の看板だ。これは、商店や旅館の関係者、有馬温泉地域に住む人の顔写真だと言う。この「キモカワ」な看板には、看板をきっかけにして会話を楽しんでほしいという狙いがあると言う。看板のモデルを街中で見つけてみようと、1つ1つの店にもつい足が伸びていく。

褐色の湯につかり、和やかな人の心に触れて、心身ともに温まる、そんな温泉地への旅の醍醐味を、有馬温泉では味わうことができる。

路地裏散策で懐かしさを感じる 太閤ゆかりの温泉地 有馬温泉
路地に立てられた「キモカワ」看板

路地裏散策で懐かしさを感じる 太閤ゆかりの温泉地 有馬温泉

路地裏散策で懐かしさを感じる 太閤ゆかりの温泉地 有馬温泉
太閤ゆかりの地として、豊臣時代から続く名湯

路地裏散策で懐かしさを感じる 太閤ゆかりの温泉地 有馬温泉
立ち寄り湯もあるので、日帰り観光もおすすめ

 
(冒頭写真はイメージ)

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