地質学会が「県の石」選定 東京都の石は「無人岩」

日本地質学会は10日、全国47都道府県の「県の石」のリストを発表した。それぞれの県に特徴的に産出する、あるいは発見された岩石・鉱物・化石の3種類をそれぞれ選定している。2018年に創立125周年を迎える同学会が記念事業の一つとして、14年8月に学会のサイトなどを通して一般にも広く推薦を呼びかけ、学会内の選定委員会で検討して選定した。

県の石として、北海道では岩石に「かんらん岩」、鉱物に「砂白金」、化石に「アンモナイト」を選定した。東京都は岩石「無人むにん岩(小笠原諸島産)」、鉱物「単斜エンスタタイト」、化石「トウキョウホタテ」を、大阪府は岩石「和泉石」、鉱物「ドーソン石」、化石「マチカネワニ」を選定している。

同学会は公式サイトで「日本は国土の面積は小さいが、複雑な地質構造をもつ世界でも特異な場所。日本列島の北から南までの各都道府県の地域特有の“県の石”を選定することによって、一般の方に大地の性質や成り立ちに関心を持ち、大地とうまく付き合っていくことができるようになってほしい」と述べている。

「県の石」は書籍として出版し、今回候補にあがりつつも選出されなかった岩石・鉱物・化石も掲載する予定。

県の石(日本地質学会ホームページ)
http://www.geosociety.jp/name/category0022.html

 
(写真はイメージ)

Facebook Like!

関連記事一覧