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世界最高齢ベトナム人女性123歳で死去 19世紀生まれは残り1人

ワールド・レコード・アソシエーション(WRA)が世界最高齢女性に認定していた、ベトナム人のグエン・ティ・チューさんが12日に死去した。1893年5月4日生まれで、123歳だった。ベトナム紙「VNエクスプレス(VnExpress)」が13日に報じた。現在確認されている世界最高齢は、1899年生まれ、116歳のイタリア人、エマ・モラノさんで、確認されている19世紀生まれの唯一の存命者となる。

チューさんの生まれはホーチミン市(旧名サイゴン)で、死去したのも同市。11人の子に恵まれ、そのうち2人は80歳以上で健在である。ひ孫は70人以上いる。2015年4月にWRAが世界最高齢女性に認定していた。同紙の2014年7月22日付の記事によると、チューさんは長寿の秘訣について、「決まった時間に食事をとり、人を愛し、助け、心を穏やかにするためにゆとりある生活を送ること」と語っていた。

なお、世界最高齢記録で有名なのはギネス・ワールド・レコーズ(ギネス世界記録)だが、チューさんは同記録の認定は受けていなかった。同記録では、2013年に日本人女性の大川ミサヲさんを認定している。2015年4月に大川さんが117歳で死去してから、3人の米国人女性を経て、今年5月17日にエマさんを認定している。

(写真はイメージ)

 
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