大企業就職を望む親、その心境は

オウチーノ総研は、首都在住で子どもを持つ30歳~49歳の既婚男女1159人に対し「『子どもの将来』に関するアンケート調査」を実施。その結果、約6割が子供に就いてほしい職業があると答え、そのうち「大企業への就職」を望んでいる親が最も多いことが分かった。

同調査では「将来、子供に就いてほしい職業」を問う質問に対し、最も回答数が多かったのが「大企業の社員」(22.4%)で、続いて「手に職系(士・師業など)」(22.0%)、「教師・公務員」(18.9%)という結果に。「特になし」と回答した親は40.5%いたが、それ以外の約6割の親が具体的な職業を回答した。親たちはなぜその職業を子供に希望しているのか? トップ3の回答理由をまとめた。

「大企業の社員」将来を見据える親心反映

大企業就職を選んだ親が答えた理由のうち、最も多かったのは「安定しているから、安心だから」。「生活の安定性、社会的評価の高さから」(46歳男性)や「安定した仕事環境があると思う」(41歳男性)、「結婚相手の親などに反対される要素が減る」(31歳女性)など、子供の将来を見越しての意見が挙がった。

次に多かった理由は「収入が良いから」。「社会的信用と安定した収入が確保できる」(45歳女性)、「給料で苦労することが少なそう」(35歳男性)など、経済面での安心を考慮した声があった。

「手に職系」女性ならではの視点多く

具体的には、医者や看護師、薬剤師など。理由としては「食いっぱぐれなさそうだから」という声が最も多く、「景気の動向に左右されにくいと思うから」(43歳女性)や「専門分野がある人が最終的に強いと思うから」(32歳女性)などが挙がった。

次いで多かったのが「転職や職場復帰に有利だと思うから」という回答。例えば「女の子なので、結婚や出産を経ても再就職しやすい職種を選んでほしい」(38歳男性)や「私自身、出産後に仕事復帰する際、資格が役立ったから」(35歳女性)などが聞かれた。

「教師・公務員」安定と本人の適正見据え

「教師・公務員」では、約半数の親が「安定しているから」と回答。次に「本人に向いている・望んでいるから」が多く、「本人が学校の先生になりたいと言っているから」(32歳女性)や「人に教えることがとても上手なので」(48歳女性)などが具体的に挙がった。

(写真はイメージ)

 
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