ドイツ人は自動運転に懐疑的な傾向 肯定的意見は半数以下

世界有数の自動車生産国であるドイツで実は、大多数のドイツ人が最新技術の自動運転システムに懐疑的であることが、ボストン・コンサルティング・グループの調査で明らかになった。1日付のヴェルト紙が伝えた。

同調査では、完全自動運転システム搭載の乗用車に関してアンケートを実施。都市部に住んでいるドイツ人のうち「自分が乗ることを想定できる」と肯定的な回答をした人の割合は、半数以下の41%だった。ちなみに、1年前はこれが44%だった。

同様のアンケート調査に対して米国では48%(1年前は53%)、中国では81%(同75%)と、自動運転車受け入れに対して国ごとに差が見られた。

自動運転車懐疑派の理由として考えられるものは、「交通インフラの状態」「(自動運転に対する)交通法規が不明瞭であること」、さらに「自分で運転するのが好きだから」などが挙げられている。ボストン・コンサルティング・グループのラング氏は、「ドイツ人の10人に8人は車を運転することが好きだが、中国人の場合はこれが10人に2人になる」と指摘。また、「自動運転システムへの認知度を高めるためには、目に見える具体的な実例が必要」とコメントしている。同グループは、2025年までに420億ユーロ(約4兆7900億円)相当の自動運転車市場が出現するだろうと予測している。

※1ユーロ=114円で換算(2日時点)

(写真はイメージ)

 
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