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PFN、SCSK等と業務提携 人工知能技術プラットフォームの導入推進へ

人工知能技術開発企業のプリファード・ネットワークス(PFN)は2日、住友商事傘下のSCSK株式会社(SCSK)と株式会社Asian Frontier(AF)およびAFグループのRidge-iと業務提携すると発表した。

SCSKが開発・運用する企業の業務システムへのAI技術活用の一環として、PFNの持つ深層学習(ディープラーニング)を中心にした機械学習のプラットフォーム「DIMo(ダイモ:Deep Intelligence in-Motion)」の導入を推進する。

PFNはビッグデータ・人工知能技術開発のベンチャーで、これまでもトヨタやNTTドコモなどの大手各社と共同研究および資本提携などを実施。最近ではDeNAと合弁会社を設立して、人工知能技術の活用を推し進めている。SCSKは住友商事関連のシステム・インテグレーターで、多様な業種・業界に向けて業務システムやサービスを提供している。AFグループはPFNのDIMoのビジネス活用コンサルティング・導入支援において、業務提携をしてきた。

今回の3社の提携により、SCSKが開発・運用する金融機関や製造業、流通業、通信業などの幅広い企業の業務システムに、PFNが開発した人工知能技術プラットフォーム「DIMo」の導入を進める。

特に、業務効率化やフィンテックなどの高度なテクノロジー導入が進む金融機関では、時流に合わせた対応が迫られている。このため、まずは金融機関での実証実験を開始するとともに、他業界での実証実験を進めることで商用化を加速するという。

(写真はイメージ)

 
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