海外在住者がもらってうれしいお土産 ベトナム編

 記者の嗜好と独断と偏見による、もらって嬉しい日本土産の考察とご紹介。ドイツ、韓国に続いて、今回はベトナム・ハノイからお届けします。
 今回は主にこちらの日本食の食品事情についてご紹介します。

 日本食が食べたい! と思ったら、在留邦人が多く住んでいるエリアに行くと、日本食材店があり、少し値は張りますが、ふりかけ、納豆、カレー、うどん、味噌、醤油など、現地の一般的なお店ではなかなかないものも手に入ります。また大きめのスーパーに行けば、日本の技術を使ってベトナムで作った豆腐などがあり、安く手に入ります。やはり日本ならばどこでも手に入るものにはあまり困らない、と考えていただければいいのではないでしょうか。逆に、日本にいてももらって嬉しいものは、こちらでもらっても嬉しいです。かくいう私は、「北海道産たらばがにカレー」や、「広島産牡蠣エキス入り味噌」をお土産でいただいたことがありますが、これらご当地ものはなかなか嬉しかったです。

 食品ではありませんが、日用雑貨の消耗品は、日本ほど質の高いものがない場合が多く、需要は高いと思われます。たとえば除湿剤。高温多湿のベトナムでは、日本から持ってきた大切な服にカビが……ということがよくあります。ベトナム人は部屋の通気性を良くしてその都度最適の場所に服をかけておいたり、そもそも服の素材が違ったりするみたいですが、そこまでうまくできない私たちには、日本で売られているクローゼット用の除湿剤の需要は切実です!

 あれこれ現地にいながら思うところを書いてきましたが、お土産に関しては在住者の好みに思いを馳せつつ、用意していただければいいのではないかと個人的には思います。もちろんこれは首都の状況なので、地方だと、日本のものは何でも喜ばれるのではないでしょうか。

NEWSALT発信! 海外在住者がもらってうれしいおみやげとは? ベトナム編