仏、運転時のルール強化

法改定により、7月1日からフランスで違法となった運転ルールがある。新法律設定の背景には、運転により集中させ、ドライバーのマナー改善を図ることにあるが、効果やいかに。

では、集中を欠くNG行動とはどのようなものか。まず、「運転中に物を食べること」。現行犯として捕まれば、日本円で約1万円の罰金をその場で課せられる。その他、「運転中の化粧」、「運転中に地図を読む」、「運転中に過剰に大きな音楽を聴くこと」。また、12歳以下の子供が同乗している際には「車内での喫煙は禁止」とされ、高速道路のサービスエリアでも屋外に設置された子供の遊び場では喫煙が禁止となっている。その他、車に限らず、バイク、自転車を運転中に「ワイヤレスも含む、ヘッドホンを装着すること」も禁止だ。そして、スピードカメラが近づいたことを知らせてくれる機能が付いたカーナビを取り付けた場合は約19万円と高額の罰金が科せられる。

もちろん、これらは日本からフランスに行って運転する場合でも適用されるルールなので、渡仏される際にはご注意を。

(写真はイメージ)