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セブン-イレブン、ベトナムに出店決定

7月2日 ベトナム南北統一 「社会主義共和国」成立41周年

1976年の7月2日に「ベトナム社会主義共和国」が成立してから、今年で41年目となる。1975年、ベトナム戦争が終結し、南北が統一されてから約1年後のことだった。

ベトナムという国は、現在の体制が敷かれるまでに紆余曲折があった。そして今後も国際社会の中で変わる余地があるようだ。今後どんな選択をしていくのか? ベトナムがこの70年余りの期間で歩んだ変遷を振り返ってみよう。

社会主義共和国への歩み

ベトナムは1945年に「ベトナム民主共和国」として独立宣言を発表したが、旧宗主国のフランスがこれを認めず、第一次インドシナ戦争となる。ベトナムは独立を認められるが、南北に分断され、北の「ベトナム民主共和国」と南の「ベトナム国」、その後「ベトナム共和国」が対峙する形となった。南ベトナム政府とこれを支援する米国に対抗するため「南ベトナム解放民族戦線」が組織され、多くの犠牲者を出したベトナム戦争となった。

1975年、南ベトナム政府が無条件降伏したことによりベトナム共和国が消滅。南ベトナムは戦争中に組織された「南ベトナム共和国臨時革命政府」が政権を握ったが、1972年7月2日に南北が再統一された。国名を「ベトナム社会主義共和国」とし、社会主義を明確に掲げることとなった。

国際社会の中でどう選択するか

当初は厳格な社会主義政策を敷いたが、1986年に「ドイモイ(刷新)」政策を提唱して以降、経済等の自由化を進めている。

2013年には、国名を変え、「ベトナム民主共和国」に戻すべきという意見が出た。現在の社会的な状況によりふさわしいものとすることや、世界で「社会主義」を国名に入れているのはベトナムとスリランカのみで、世界各国に違和感を与えないようにすることなどが理由として挙げられた。この件は国内外の注目を集めたが、結局、国名変更はしないこととなった。すでに国際社会にも浸透しており、変更に伴うコストが大きいことなどが理由である。

今後ベトナムは、「社会主義共和国」として、今の社会にどのように向き合うかが問われている。

(写真はイメージ)

 
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