• HOME
  • 特集
  • 暑い夏、「国産レモン」を探してみよう
暑い夏、「国産レモン」を探してみよう

暑い夏、「国産レモン」を探してみよう

疲労回復などによいとされるクエン酸、それに美容効果があるビタミンC。これらを多く含み、そのさわやかな香りと酸味で、暑い夏に多くの人を引きつける「レモン」。販売されているレモンの多くを外国産が占めている中、あえて注目したいのが国産レモンだ。

国産レモン、ほとんどが瀬戸内産

現在国内で流通しているレモンのほとんどは、外国からの輸入物。主に米国、チリから輸入され、一年中店頭に並んでいる。対して、国産レモンは国内で流通しているレモンの約9%。そう、日本で栽培されているレモンはとても貴重。価格的には外国産より高いが、防腐剤が使われていないので皮ごと安心して食べられることがメリットだ。

国産レモンの収穫量は全国でおよそ1万トン。そのうち広島県が6260トンを生産し、国産レモンの60%以上を占めている。次いで愛媛県がおよそ2000トン。広島県と愛媛県でおよそ80%を生産している(2014年産)。中でも広島県の瀬戸田町は広島県内で一番栽培が盛んな町。生口島、高根島の2つの島からなる瀬戸田町は瀬戸内の温暖で晴れの多い気候がレモン栽培に適している。

レモンの旬は夏、ではない

露地栽培で作る日本の黄色いレモンは、実は12~5月が旬。いかにも夏らしい果物だが、旬は夏ではない。最近は貯蔵、包装技術の開発により6~8月に小包装したレモンが出荷できるようになり、国産レモンが通年で供給されることが可能になっている。

また、10~12月にかけて収穫される路地栽培のグリーンレモンは、もぎたての新鮮なレモン。皮が濃い緑色なのが特徴だ。「青いレモンの島」と呼ばれる愛媛県岩城島は、青いレモンの生産や加工品の製造、販売などを行っており、特産品として力を入れている。

この夏はぜひ日本の島が作るレモンを探してみよう。

関連記事一覧