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24日はブラックフライデー クリスマス・年末商戦の幕開け

ブラックフライデーにサイバーマンデー クリスマス・年末商戦始まる

米国では今年、11月第4木曜日にあたる11月23日が感謝祭(サンクスギビング・デイ)の休日となる。感謝祭の翌日の金曜日は休日となることが多く、小売店での値引きが広く実施され消費が急増する日と言われる。この感謝祭翌日の金曜日を、小売店が黒字となることから「ブラックフライデー」と呼び、日本語では「黒字の金曜日」と訳され、本格的にクリスマス・年末商戦がスタートする。

2016年には、日本でも初めてイオングループなどがブラックフライデーセールを実施。日本では、ボーナス商戦・年末商戦前の経済的停滞期間に、消費を喚起する狙いがある。

また、一般に感謝祭とブラックフライデーを含む連休明けが、ネットショッピングが盛り上がる「サイバーマンデー」と呼ばれ、今年は11月27日にあたる。アマゾンは21日、今年の「サイバーマンデー」セールを12月8日午後6時~11日午後11時59分の78時間実施すると発表。顧客評価の高い商品を安値で販売する。アマゾンのサイバーマンデーセールは本来と少し時期がずれるが、24日のブラックフライデーからの消費の継続が期待される。

2016年のサイバーマンデー当日の売り上げは過去最高を更新。また、2017年の米国株式市場では、アマゾンが新規参入する事業のリアル店舗を持つ業界や企業の株価が下落する動きが度々見られた。小売業の中でネット通販の影響力が増している中、アマゾンのサイバーマンデーを含む年末商戦に注目が集まる。

画像提供:アマゾン