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フランスの「最も美しい村」 赤みがかった建物が立ち並ぶ村ルシヨン

フランスの「最も美しい村」(4)赤みがかった建物が立ち並ぶ村ルシヨン

5つの「美しい村」が存在する南フランスのリュベロン地区。今回はその中からルシヨンを紹介したい。

ルシヨンは、リュベロン地区の中ではゴルドに続いて2番目に観光客が多い村。ここを訪れるとまず目に留まるのが、統一感のある鮮やかな建物の色だ。全体的に赤・オレンジ・黄色の暖色で統一された建物が立ち並ぶ。ルシヨンでは景観を保つために、建物の色は決められた17色の中から選択することが条例により定められている。

フランスの「最も美しい村」 赤みがかった建物が立ち並ぶ村ルシヨン
ルシヨンの建物には、条例で定められた17の色のみが使われている。

ルシヨンはかつて顔料の生産で栄えた村だ。多くの画家たちが、黄土から取られる天然の顔料を求めて、こぞってこの村を訪れたという。建物の色に使われているのもこの顔料だ。村の奥には、顔料のもとである黄土を見ることができる山道がある。フランスのグランドキャニオンと称されるこの場所には、赤みおよび黄色みがかった崖がそそり立っている。歩きながら広大な自然を楽しめるコースは、35分と50分があり、入場料は大人2.5ユーロ(約332円)。

フランスの「最も美しい村」 赤みがかった建物が立ち並ぶ村ルシヨン

フランスの「最も美しい村」 赤みがかった建物が立ち並ぶ村ルシヨン
フランスのグランドキャニオンと呼ばれる赤みがかった崖。ここから顔料が取れる

1日の中でこの村を訪れるのに一番良い時間帯は夕暮れ時だそうだ。美しく彩られた家並みが夕日に照らされて、最も映える時間なのだという。この村にはかつて多くの画家がいたためか、アートギャラリーも数多く存在している。

フランスの「最も美しい村」 赤みがかった建物が立ち並ぶ村ルシヨン
岡の上に立つルシヨン村

※1ユーロ=132.70円で換算(11月30日時点)
冒頭の写真は、天然の顔料で彩られた壁の色が美しいルシヨン

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