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ローマ法王と直にチャットできる? ワッツアップのサービスがひと騒動

ローマ法王と直にチャットできる? SNSサービスでひと騒動

SNSを使ってローマ法王とチャットできる?――法王フランシスコの生まれ故郷アルゼンチンにある「フランシスコ法王基金」が始めたサービスが騒動を巻き起こしている。15日付のドイツ・バイエルンラジオ放送局が伝えた。

フランシスコ法王基金は、SNSのワッツアップ(WhatsApp)上のチャットボット(自動応答システム)を使い、ここにメッセージを送るとフランシスコ法王の名前で「こんにちは。私はフランシスコ法王です。君と話せてうれしいです」という返信がスペイン語で送られてくるというサービスを開始。メッセージのほかにも、フランシスコ法王に関するニュースやエピソード、写真、ビデオなどが定期的に流れてくるという仕組みだ。ワッツアップは、LINEと同様の機能を持つインスタントメッセンジャーアプリで、特に欧米圏で絶大なユーザー数を誇る。

ところがこのチャットボットの存在は、フランシスコ法王本人および法王庁(バチカン)に事前に知らされていなかった上、さらに南米地域では「ワッツアップを通して直に法王とチャットでき、祝祷を受けることもできる」との誤情報が流れた。CNNテレビのスペイン語放送でも「法王はツイッターやインスタグラムなどのSNSを使って活動をしており、ワッツアップでもさまざまな言語でのコミュニケーションが可能になる」と報じるなど、スペイン語圏のカトリック信者の間に混乱が広がった。

この一連の騒動に対し、バチカンの法王庁スポークスマンは13日、公式ツイッターを通してスペイン語でコメントを発表。「法王はワッツアップを使用してはおりません。ワッツアップ上でメッセージを送ったり祝祷をなさったりすることもありません」と一連の報道を否認した。

(写真はイメージ)

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