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筑波大学発ベンチャー開発のロボットスーツ、救急隊員をサポート

筑波大学発ベンチャー開発のロボットスーツ、救急隊員をサポート

茨城県つくば市の消防本部は、救急隊員の動作を補助するために、腰に装着するタイプのロボットスーツを導入した。2カ月間の試験導入ののち、来年度以降の本格導入を検討するという。

導入されたロボットスーツは、サイバーダインが開発した「HALⓇ腰タイプ作業支援用」。約3 kgの機体を腰に装着すると、脳から神経を通じて筋肉へ送られる信号を読み取り、装着者の動作を補助する。救急搬送時などの救急隊員の動作のサポートと、腰への負担の軽減が期待される。

つくば市は、2015年から「つくば市トライアル発注認定制度」を設けており、市内のベンチャー・中小企業者が開発した、新規性の高い優れた新商品・サービスを、同市が優先的に導入することで商品の普及を支援している。サイバーダインはつくばに本社を持つ、筑波大学発ベンチャーであり、今回のロボットスーツの導入が実現した。

筑波大学発ベンチャー開発のロボットスーツ、救急隊員をサポート

画像提供:つくば市
 

参考記事
身体補助ロボット活用の保険サービス AIGとサイバーダインが業務提携(2016/11/25)