下鴨神社 満開の梅と流し雛

下鴨神社 満開の梅と流し雛

京都の下鴨神社(賀茂御祖神社)の梅の花が満開だ。御手洗池みたらしいけの近くにある梅の花は3日に見ごろを迎え、梅の花の香りに包まれていた。気温は暖かく、上着もいらないほど。土曜日ともあって、多くの人がカメラを片手に梅の花を楽しんでいた。

下鴨神社 満開の梅と流し雛
 

ひな祭りの3日には、流し雛が行われた。流し雛は、桟俵さんだわらに乗せた雛人形を御手洗川に流し、子どもたちの無病息災を祈る神事。前年の「ひなの節句」に桟俵を買い、1年間飾ったものを御手洗川に流すと、心が清められすべての厄から逃れられると言い伝えられてきた。そんな多くの人たちの願いを乗せて、御手洗川にはたくさんの流し雛が浮かんでいた。

下鴨神社 満開の梅と流し雛

下鴨神社 満開の梅と流し雛