ミレニアル世代の7割が「起きたらまずスマホ」

ミレニアル世代の7割が「起きたらまずスマホ」

ケーブルテレビ大手のジュピターテレコム(J:COM)が「ミレニアル世代のテレビ視聴・スマホ利用実態に関する調査2018」を実施、3日に結果発表した。ミレニアル世代の約7割が「起きたらまずスマホをいじる」、「スマホがないと落ち着かない」と回答。また「スマホを家に忘れたら絶対取りに戻る」が6割にのぼるなど、スマホが日常生活に欠かせないものになっていることが分かった。

ミレニアル世代とは、1980年代から2000年代初頭に生まれ、2000年以降に成人を迎える世代のこと。今回、調査対象となったのは、このミレニアル世代に含まれる18~26歳のスマートフォンユーザー男女1000人。

スマホに関連する生活習慣などについて、自身にどの程度当てはまるかについて聞いたところ、「起きたらまずスマホをいじる」が72.9%、「スマホがないと落ち着かない」が71.4%、「スマホを家に忘れたら絶対取りに戻る」が60.0%となった。また「スマホを持ったまま寝てしまうことがある」は41.1%の人が当てはまると答えた。

また、起きている時にスマホを何センチ以内に置いておきたいかを聞いたところ、「肌身離さず」が13.6%、「1cm~10cm以内」が11.2%、「21cm~30cm以内」が12.3%、「51cm~100cm以内」が11.9%となり、こだわりがない人を除いた平均は45.9cmとなった。日常生活において、手を伸ばせば届く位置にスマホを置いておきたい人は8割以上にのぼった。

一方、スマホが一切利用できない環境(電波が届かない環境)に行く場合、そこで最大何日くらい過ごすことができそうかという質問には、「何日でも過ごせる」が29.2%で約3割となった。次いで「1日」が18.5%で、3番目に「1日も過ごすことはできない」が17.3%と続いた。「何日でも過ごせる」を除いた約7割の平均日数は7.4日となり、スマホから離れて過ごす通称「デジタルストック」の期間は約一週間が目安のようだ。

(写真はイメージ)