首都圏の8月マンション新規販売戸数 2カ月連続で前年比増

不動産経済研究所(東京都新宿区)が14日に発表した8月度マンション市場動向調査で、首都圏のマンションの新規発売戸数が前年同月比23.7%増(2610戸)となり、7月に続き2カ月連続で増加した。一方、関西では20.4%減(969戸)となり、こちらは2カ月連続で減少した。

1戸当たりの平均価格は首都圏で前年同月比3.3%増の5872万円、関西で同4.4%減の3641万円と、価格においても首都圏の上昇ぶりが明らかとなった。なお、1平米あたりの単価は首都圏で同6.3%増の82.4万円、関西は同13.1%増の3578万円。

一方で、首都圏でも上昇を続けていた東京都23区の平均価格が減少に転じており、上昇に歯止めがかかった形だ。

(写真はイメージ)