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「働きがいのある会社」ランキング セールスフォースが1位

「働きがいのある会社」ランキング セールスフォースが1位

調査機関のGreat Place to Work® Institute Japan(以下、GPTW)は8日、2019年版日本における「働きがいのある会社」ランキングを発表した。従業員1000人以上の大規模部門ではセールスフォース・ドットコムが1位となった。

「働きがいのある会社」調査は、世界約60カ国で行われているエントリー企業に勤める従業員を対象とした意識調査で、年1回発表している。

従業員1000人以上の大規模部門で1位となったセールスフォース・ドットコムは、米国カルフォルニア州が本社の顧客管理システムサービス企業。同社はハワイ語で「家族」を意味する「Ohana(オハナ)」を企業文化として掲げ、社員や顧客、社会を支援する活動に取り組んでいる。2位はホテル・レストラン企画運営のPlan・Do・See、3位は精密加工装置の製造販売のディスコ、4位はクレジットカード会社のアメリカン・エキスプレス、5位は生命保険大手のプルデンシャル生命が続いた。

ランキングは、同調査にエントリーした企業の従業員による無記名アンケートと、参加企業の企業文化や会社方針、人事施策等、具体的な取り組み内容をGPTWが世界共通の基準で評価し、順位付けしたもの。調査では、「働きがいのある会社」を「従業員が会社や経営者、管理者を信頼し、自分の仕事に誇りを持ち、一緒に働いている人たちと連帯感を持てる会社」と定義。また、「信用」、「尊敬」、「公正」、「誇り」、「連帯感」の5分野を働きがいのある会社の要素として位置付けている。配点は従業員のアンケートが3分の2、企業からのレポートが3分の1を占めており、調査の参加企業は7000社、参加従業員は500万人を超える。